10月19日に放送されたBS朝日の『激論!クロスファイア』で、ジャーナリストの田原総一朗氏(91)が放った一言が波紋を呼んでいます。
「高市早苗は死んでしまえ」
この強烈な発言に、BS朝日は「不適切な内容があった」として田原氏を厳重注意。
SNSでも「暴言だ」「もう引退すべき」と批判が相次ぎました。
しかし田原氏の言葉の裏には、単なる怒りではなく、“時代に取り残される焦り”があったのではないでしょうか。
今回の記事では、今回の暴言騒動についてまとめていきます。
田原総一朗「高市早苗は死んでしまえ」発言の経緯は?

10月19日に放送されたBS朝日の討論番組『激論!クロスファイア』。
番組の中では、次期首相候補として注目されている高市早苗氏をめぐり、選択的夫婦別姓など“家族制度のあり方”について白熱した議論が交わされました。
その中で、司会の田原総一朗氏(91)は突然、
「(高市氏のような考え方の人は)あんな奴は死んでしまえと言えばいい」
と発言。
この言葉にスタジオが一瞬凍りつき、共演していた片山さつき氏、辻元清美氏、福島瑞穂氏も慌てて「そんな言い方はよくない」とたしなめる場面がありました。
一見すると“勢い余った一言”ですが、放送中に飛び出した「死んでしまえ」という言葉はあまりに強烈。SNSでも瞬く間に拡散され、「田原さん、どうしたの?」「これは暴言でしょ」と話題になりました。
BS朝日が“厳重注意” 異例のスピード対応
#gekiron をご覧いただきありがとうございました。今回は、与野党参議院議員から片山さつきさん、辻元清美さん、福島みずほさんをお迎えして、連立を探る与野党の動きや、”高市総理”誕生の公算が大きくなる中での期待と懸念について議論しました。(本間智恵) pic.twitter.com/SqLTtQtPWO
— 激論!クロスファイア (@gekiron) October 19, 2025
放送翌日の10月21日、BS朝日は異例の早さで公式コメントを発表。
「10月19日放送の討論番組『激論!クロスファイア』での司会・田原総一朗氏の発言に一部不適切な内容がございましたため、厳重注意といたしました。
いただいたご意見は真摯に受け止め、今後の番組作りに生かしてまいります」
長年田原氏を支えてきた局としても、苦渋の判断だったはずです。
「看板番組の顔」である91歳の司会者を注意するのは、テレビ局としても異例の対応です。
問題発言をした本当の理由とは?

田原氏は今も現役で番組を仕切る、稀有な存在です。
ただ、91歳という年齢で第一線に立ち続けることは並大抵のことではありません。
後進世代のジャーナリストが次々と台頭する中、
「かつて自分が築いた言論の形」が崩れていく。
その孤独と寂しさが、時に“怒り”として噴き出してしまうのかもしれません。
人は、自分の信じてきたものを否定されたとき、“守るために攻撃的になる”ことがあります。
田原氏の暴言も、まさに「自分の信念を守るための暴走」だったのかもしれません。
ネット上の反応は?
つまり意見が合わない人に向かって「死んでしまえ」と。更に踏み込めば人様に「死ね!」と表現しているに等しい。テロを容認しているかの発言に唖然。
「死んでしまえと言えばいい」田原総一朗氏 “反高市”の野党への衝撃提案にスタジオ騒然…SNSでも「BPO案件」と https://t.co/SilHr99Hed
— 野口健 (@kennoguchi0821) October 20, 2025
Yahooニュースのキーワード入力に「田原総一朗」で検索したら「死んでしまえ」に触れた記事は4件
女性自身2件
週刊女性PRIME1件
産経新聞1件
つまり上記の所以外は「死ね」は誹謗中傷に入らないと見做してるワケだ。
マスコミの言うSNSの誹謗中傷って何指してるの? pic.twitter.com/6YL9cLRx0Q— yagami (@kudfwa) October 21, 2025
田原総一朗さぁ、いくら気に食わんからって「死ねばいいのに」は流石に言い過ぎやろ。
あの福島瑞穂にすら止められるってどういう事なん?笑テレビ番組内でこんな発言する田原氏も田原氏を出すテレビ朝日もみっともないわほんまにhttps://t.co/whZBbFck3s
— ロト7のハズレ券 鉄道/ギャンブル (@LOTO7_Losing_NK) October 20, 2025
「死ねばいい」って
この二人が言ってることを誇張して要約しただけじゃん
田原総一朗さんの言葉ではない
この二人が滅茶苦茶言ってるから昭和の過激な要約をした https://t.co/Sowh6yvyje— vincero (@vincero9) October 20, 2025
田原総一朗氏「(高市さんに)死んでしまえと言えばいい」 テレビで発言し物議…福島瑞穂氏もドン引き : はちま起稿
他人に死ねとかいう奴が左派で戦争反対してんだから。とりあえず他人に死ねとか言ってる老害はいい加減追放しろよと。 https://t.co/UVCzHp5R72— nagi316鞄鯖(デグー飼) (@nagi3161) October 20, 2025
まとめ
もちろん、「死んでしまえ」という表現は決して許されません。
それは明確に“言葉の暴力”です。
けれども、その裏に「まだこの国を良くしたい」「議論ができる日本であってほしい」という
田原総一朗の“最後の叫び”が隠れていたとしたら…。
この発言は、老ジャーナリストが時代に取り残されながらも、
なお「真実を語りたい」ともがいた証にも見えてきます。